本当の自立とは、自主性だけでなく、「主体性」があるか、ないか。
つまり、本当の自立とは、自らの思考で最終判断し、自らの責任で最も効果的な行動をとれることです。
そして、守・破・離の「守」につながっていくのですが、“カウンセリング”や“セラピー”などの技術も、人や本などから何も学ばずに、0から自分だけで編み出すことは、基本的にはあり得ないことです。
「幹(普遍的な本質)」の部分を「師」の元で学び、それを習得してから、自ら工夫していくかと思います。
枝葉のものは工夫して改善していくことも十分可能ですが、それは「幹があってこそ」なのですね。
私が残念だなと思っているのが「知ったらすぐ出来る」と思われがちなことです。
スポーツと同じで「どうやったら出来ますか?」「それは〇〇をしたらいいです」というような回答だけで、起業の課題が解決するわけではありません。
トレーニングして、行動してみて、はじめて身についていく性質のものなのです。
ですので、一人だけでは、とても効率が悪く、エネルギーは細くしか循環できず(しかも本人は気付かない)、わかりやすく言うなら、血管が細いとすぐ詰まりやすい(エネルギーが滞りやすい)状態です。
それなら、お金を「出す」こと、人とエネルギーとを交じ合わせることで、エネルギーは相乗効果を生み出し、エネルギー循環は二乗倍となって、自分の元へと還ってくるのです。
レイキで言えば、レイキマラソンといわれているヒーリングスタイルがありますが、複数の人達が、一人の人の身体に、それぞれ同時に手を当てて、レイキエネルギーを流していくというもの。
ヒーリングする側の人数が多くて、手を当てる箇所がなくなると、直接手を当てている人の横や後ろについて肩などに手を置き、そんな風にして、どんどんつながっていきます。
この時のパワーは人数の二乗倍になるとされています。つまり二人で同時に行なうと2×2で4倍に、三人なら3×3で9倍になるのです。
イメージできましたでしょうか。
それだけ、「一人でやってみる」ことはとても時間と労力がかかり、効率が悪いということなのです。